片付けたあとに戻さないために|ゴミ屋敷の再発を防ぐ仕組みの作り方
一度片付けた部屋が数か月で元に戻ることは、珍しくありません。意志の問題として片付けるより、物の入り口と出口を仕組みにする方が続きます。
戻る家には共通の型がある
片付けのあとに物が戻る家には、共通の型があります。ごみを出す曜日を逃す。買った物を袋のまま床に置く。郵便物を開けずに積む。使った物を戻す場所が決まっていない。どれも、一つひとつは小さな詰まりです。
この詰まりを「だらしない」と捉えると、続きません。曜日を逃すなら回収日の朝に出しやすい場所を作る、袋のまま置くなら玄関に一時置きの箱を置く、というように、行動を変えずに済む仕組みを先に作ります。
入り口と出口を仕組みにする
- 出口=ごみの日。市区町村の収集日を玄関の内側に貼る。袋は前夜に玄関へ移し、朝に出すだけにする
- 出口=粗大ごみ。使わなくなった大型の物は、その日のうちに市区町村の受付へ申込む。申込みを先にすると、置いたままにならない
- 入り口=買い物。同じ物を買わないように、ストックは一か所に集めて見える形にする
- 入り口=郵便物。開封する場所と、不要な物を捨てる箱を玄関に置く。床に置かない
- 定位置。よく使う物だけ、しゃがまずに手が届く高さに戻す場所を決める。決まっていない物は箱に入れておく
一人で抱えないための約束
戻らないために効くのは、人の目が定期的に入ることです。家族や知人に月に一度来てもらう、地域の相談窓口や支援の制度を使う、片付けを頼んだ事業者の定期の訪問を使う。どれでも構いません。「誰かが来る日」があると、その前に整える動きが生まれます。
体調や生活の事情で片付けが難しくなっている場合は、片付けの技術ではなく、支援につながることが先になります。市区町村の福祉の窓口や地域包括支援センターなど、相談できる先があります。
戻り始めたときの早い手
床に物が置かれ始めたら、それが合図です。全部を片付け直す必要はありません。床に置かれた物だけを、袋・箱・定位置の三つに分けます。十五分で終わる量のうちに手を付けると、片付け直しにはなりません。
自分で手が付けられない量になっていたら、早めに人に頼む方が費用も時間も小さくなります。回収は内容により有料で、料金は作業前に見積りが出るのが通常です。
よくある質問
片付けたあと、何か月くらいで戻りますか
決まった期間はありません。ごみの日を逃す、袋のまま床に置くといった小さな詰まりが重なって戻ります。仕組みを先に作り、床に物が置かれ始めた時点で手を付けると、片付け直しにはなりません。
家族が片付けても本人が戻してしまいます
本人の行動を変えようとするより、行動を変えずに済む仕組み(収集日を貼る、玄関に一時置きの箱を置く、定期的に人が来る日を作る)を一緒に作る方が続きます。生活の事情が背景にある場合は、市区町村の相談窓口につながることが先です。
定期的に見てもらうことはできますか
片付けを頼んだ事業者が定期の訪問に対応している場合があります。対応の有無と内容、料金の考え方は事業者ごとに違うので、頼むときに確かめてください。家族や地域の支援を組み合わせる形もあります。
ゴミ屋敷・汚れ部屋をお考えの方へ
お住まいの地区の事業者をまとめて見られます。1回の入力で、まとめて査定を依頼することもできます。
この記事は株式会社LINKBANKが作成しています。本サイトは株式会社LINKBANK(リサイクルショップ エコスマイリー)が運営しています。運営会社も対応事業者の一社として、査定に参加する場合があります。