遺品整理の費用が決まる要素|見積りを読むときに見る六つ
遺品整理の見積りは、家の広さだけでは決まりません。量・搬出条件・分別の手間・買取・追加の作業・日程の六つで金額が動きます。
広さより「量」と「出し方」
遺品整理の見積りで最初に見られるのは、部屋数ではなく、運び出す量です。同じ間取りでも、物が少ない家と押入れまで詰まった家では、車両の台数も人数も変わります。
次に見られるのが出し方です。エレベーターのない上階、廊下の狭い建物、車を近くに停められない立地は、人数と時間が増えます。見積りの前に、建物の条件を伝えておくと、現地で金額が変わることが減ります。
金額が動く六つの要素
この六つが見積書に書かれているかを見ます。書かれていない要素は、当日に金額が動く余地になります。
- 量。運び出す物の体積(車両の台数や、袋・箱の数で見積もる事業者が多い)
- 搬出条件。階数、エレベーターの有無、通路の幅、駐車の可否
- 分別の手間。市区町村の分別に従って仕分ける作業量。書類や貴重品の探索を頼むかどうか
- 買取との相殺。買取できる品があれば、作業の料金から差し引く形があるか
- 追加の作業。清掃、供養、家電リサイクル法の対象品の手続き、エアコンの取り外し、不動産の相談など
- 日程。急ぎの依頼や、日時の指定による変動があるか
見積りに含まれない物を確かめる
見積りの金額に、処分の費用が含まれているかを確かめます。運び出す料金と処分する料金が別の書き方になっていることがあります。家電リサイクル法の対象品(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン)は、リサイクル料金と運搬の費用が別に決まるのが通常です。
回収は、許可を持つ事業者が行う必要のある作業です。遺品整理を頼む先が自社で回収まで行うのか、許可を持つ事業者に取り次ぐのかも、見積りの段階で確かめます。
現地の見積りを頼む前に
電話やウェブだけの見積りは目安です。確定した金額は、現地で量と搬出条件を見てから出ます。現地の見積りを頼む前に、家族の間で「残す物」「探してほしい物」「触ってほしくない場所」を決めておくと、見積りの内容が具体的になります。
見積りは書面で受け取り、内訳と条件が書いてあるかを見てから判断します。その場で決める必要はありません。
よくある質問
遺品整理の相場はどれくらいですか
量と搬出条件で大きく変わるため、このサイトでは金額の目安を出していません。同じ条件を伝えて二つ以上の見積りを比べ、内訳と追加料金の条件が書いてあるかで判断してください。
買取できる物があると、費用は下がりますか
買取との相殺に対応している事業者では、作業の料金から差し引く形があります。対応しているか、差し引きの書き方が見積りにあるかを確かめてください。買取と作業を別の事業者に頼む形もあります。
見積りのあとに断っても大丈夫ですか
見積りは判断の材料なので、断って構いません。現地の見積りに費用がかかるか、断ったときにキャンセル料が出るかは、頼む前に確かめておきます。
遺品整理・生前整理をお考えの方へ
お住まいの地区の事業者をまとめて見られます。1回の入力で、まとめて査定を依頼することもできます。
この記事は株式会社LINKBANKが作成しています。本サイトは株式会社LINKBANK(リサイクルショップ エコスマイリー)が運営しています。運営会社も対応事業者の一社として、査定に参加する場合があります。